クラウドソーシングで食えてるフリーランスなんてほとんどいない問題

クラウドソーシングで食えてる フリーランスなんてほとんどいない問題

普段は、アンケートやライティング・翻訳作業などを発注する側としてクラウドソーシングのサービスを利用しています。
クラウドソーシングサービスの有名どころで言うと、クラウドワークスランサーズなどがあります。

他にもマイナーなクラウドソーシングサービスはありますが、アフィリエイトやキャンペーンとかで無理やりかき集めたような酷いユーザーや案件しかないので、基本的には上記の2サイトを利用します。

中でも、上場していると言う安心感や、ユーザーからの提案の多さから、クラウドワークスを主に利用しています。

価格破壊プロジェクトの巣窟「クラウドワークス」

例えば、クラウドワークスで「日本語の文章を中国語に翻訳してください。」というプロジェクトを公開してみます。
文字数を3000文字くらいに指定し、値段は要相談(提案してください)というスタンスで公開すると、
1週間でおよそ20件くらいの提案が来ました。

値段は3,000円から35,000円まで幅広いです。
中には、翻訳専業の方もいれば、生まれが中国で日本に住んで7年の大学生という方もいました。
過去の納品物も見れましたが、中国語なのでもちろん自分は読めませんし、他者の納品物との比較も出来ません。

皆さんならこの場合、誰にいくらで発注するでしょうか。

プロと素人が同じ土俵で戦うことの是非

例えば最近ですと以下のニュースが話題でした。

3万円のイラスト仕事を2500円で請け負う主婦 NHK「コストダウン!」との紹介にネットで悲鳴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000012-jct-soci

要約すると以下のようです。

・2017年11月20日放送のNHK朝の情報番組「あさイチ」で、プロなら3万円かかるイラスト作成の仕事を、絵が得意な素人が2500円で請け負馬での流れを紹介。
・この素人さんは「ココナラ」で年間50件程の依頼を受けている。
・料金は1000円から3000円ほどで、プロが請け負う金額のおよそ10分の1で請け負っており、本業のプロやイラストレーターを目指そうとする人たちは「価格破壊が起こる」と悲鳴を上げている。

価値のないもの・必要のないものは、どんどん値段(対価)も下がっていくという、ただそれだけの話でしょ。

価格破壊すんな!みたいな頭の悪い意見が飛び交っている意味が分からない。
価格破壊なんて多くの業界が経験していることであり、イノベーションの証でもある訳で、
結局のところ、3万円で書いている自称プロのイラストレーターの絵よりも、3,000円の素人の絵でも十分だよって人がいるという、それだけの事でしょう。

3千円で絵を描く素人さんの作品よりも、3万円で絵を描くプロの作品の方が芸術的価値やクオリティが高いのかも知れないけど、
3千円の絵で十分なお客さんもいるだろうし、3万円でもこのプロの絵が欲しいお客さんもいるでしょう。

「イラスト2500円は安すぎだよ、そして3万は妥当だと思うし、高いとか言うなよ…プロの人に失礼だよ。」
とか言ってる馬鹿のツイートを見ると吐き気がします。

市場に求められない絵を書いておいて、これはプロの絵ですよとか言って、お高くとまってるのが腹が立ちます。
可哀想じゃないですから。ただの市場原理ですと。

「求められていない(価値がない)ものを一生懸命努力して作りました。一生懸命作ったんだから、高く買ってください。」とか、
そんなに社会甘くねえぞ。舐めんなカス。